T Laboratory 本読みまとめノート

読んだ本のまとめ。ノート代わりです。

「人の上に立つ」ために本当に大切なこと【1】

The 21 Indispensable Qualities of a Leader

                                                               by John C. Maxwell

 

1. 人格 
リーダーシップとは、人々に自信を与える人格の事である

才能は選べないが、人格は自由に選べる
人は逆境に直面するとき、人格か妥協か、2つの道から1つを選ばなければならない

1. 人格は口先だけのものではない
 リーダーの意図と行動がちぐはぐだったら、その原因はリーダーの人格にある

2. 才能は天賦のものだが、人格は選択できる
 どのように生き、どのようなサンタくをするかが人格を作り上げる

3. 人格は部下との関係に永続的な成功をもたらす
 “先導しているつもりでも、誰もついてこなければ散歩しているにすぎない”

4. リーダーは自分の人格以上のことはできない
 たとえ大成功を収めても、それによるストレスに耐えられる人格的基礎を
 持たない人間はやがて悲惨な結末を迎える 


人格が弱ければ、成功した瞬間に失敗する

人格の歪みを見極めない限り、その歪みは時間の経過とともに大きくなる

1. 自分の人格の歪みを探し出す
 人生の主な領域(仕事・家庭など)を見つめ、
 今までに手抜きをしたり妥協したり、
 相手をがっかりさせたりしたことはないか思い起こす
 過去2ヶ月で記憶にある出来事を全て書き出してみる

2. パターンを見つけ出す
 弱点を抱えた分野があるか、繰り返し起こしやすい問題があるか

3. 困難なことをやり通す
 自分がとった行動について謝罪する必要のある人たちのリストを作成し
 誠意のこもった謝罪をする

4. 再建する
 弱点を見極めたなら、同じ間違いを繰り返さないための計画を作成する

 

2. カリスマ性 
人と接する時、相手に好かれるようにふるまうのではなく
相手が自分自身を好きになるようにふるまえばいい。

成功する人は「善なる部分」だけをみている
カリスマ性=人をあなたに引きつける能力

1. 人生を愛する
 「こんな人と一緒に過ごしたい」と思われるような人物になる必要がある

2. 全ての人に10点満点をつける
 人のためにできる最善のことは、その人にベストを期待すること
 “他人に対してできる最も偉大な善行は、
 他人が持っている富を本人に発見させること”
 人を高く評価し、励まし、潜在能力を発揮させるのを手伝う

3. 相手に希望を与える
 リーダーとは「希望を売る商人」

4. 自分を分かち合う
 知恵、資産、特別な機会
 自分のことよりも他人のことを先に考える


「自分の方ができる」と思っている人に一流はいない
プライド、不安、不機嫌、完全主義、冷笑癖


常に相手を「10点満点」の人間だと思う
今日からできること

1. 焦点を変える
 自分のことより相手に焦点を当てるように、会話のバランスを考える

2. 第一印象を良くする
 名前を覚える、興味関心に焦点を合わせる、肯定的に接する

3. 自分を分かち合う
 持っている有益なものを人と分かち合うことを長期的な目標にする
 生活と仕事で成長するのを助け、人生の旅を分かち合う



 電子書籍


 

 書籍


 

 

2013年 2月28日 第1刷発行