T Laboratory 本読みまとめノート

読んだ本のまとめ。ノート代わりです。

「人の上に立つ」ために本当に大切なこと【2】

 

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 3. 不屈の精神
夢想するものではなく、実行する者になる

「何かを信じている人」に人はついてくる
不屈の精神は新しい力を与えてくれる。
病気・貧困・災害など何が襲おうとも、目標から絶対に目をそらさない

1. 不屈の精神は心の中で生まれる
 不屈の精神があってはじめて何かを成し遂げられる

2. 不屈の精神は行動によって試される
 “言うことほど簡単なことはなく、
  日々それを実践することほど難しいことはない”

3. 不屈の精神は業績への扉を開く
 何度ノックアウトされても、立ち上がって突き進むと言う真剣な決意

「できる」と思った全てのことを達成する
失敗者:目標も不屈の精神も持たない者
臆病者:目標を達成できるかどうかわからず、真剣に取り組もうとしない者
落伍者:目標に向かって出発するが、困難に直面して投げ出す者
成功者:目標を設定し、不屈の精神を持ってやり通す者

1. 自分の意思の強さを測定する
 手帳と帳簿を見て、自分が時間とお金をどう使っているか把握する

2. 自分の命をかけるに値することを知る
 自分は何に対してなら命をかけられるか
 結果はどうあれ、絶対にやり抜こうと思っていることは何か
 発見したことを書き留め、行動と理想が合致しているか確かめる

3. 「エジソン方式」を活用する
 エジソンは何かいいアイデアが思い浮かぶと、それを発表するために
 記者会見を開いた⇨研究室に行き、発明した
 自分の計画を公表してみる

 

4. コミュニケーション能力
コミュニケーションの達人は、複雑なことを簡単にする

すべてのコミュニケーションの目標は「行動」にある

1. メッセージを簡潔にする
 どう伝えるか、簡潔・明快に
 スピーチの草案は、まずエキサイティングな導入で心を掴み
 ドラマチックな要約と結びで行動を起こしたいと思わせる。
 その間に余計な言葉は挟まない。

2. 相手のことを考える
 ・誰に話しているのか
 ・相手は何を質問しているのか
 ・このコミュニケーションの目的は何か
 ・時間はどれだけあるのか
 相手に信頼されるのは、自分自身が人々を信頼しているから

3. 事実を示す
 自分が言っていることを信じる
 自分が言っていることを実行する

4. 反応を求める
 すべてのコミュニケーションの目標は行動
 感じたり、実行したりできるよう心がける
 情報を相手に押し付けるだけではコミュニケーションではない

才能があっても、孤立無援では何もできない
リーダーは人々を通して物事を成し遂げなければならない
鼓舞し、やる気を出させ、導き、支持し、話に耳を傾ける

1. 明快さを心がける
 できるだけ手短に、きちんと意味を伝える

2. 焦点を絞る
 相手が必要としているも、疑問に思っていること、
 希望しているものは何か

3. 言ったことを実行する
 自分の言動が一致するよう努める

 

 

書籍 


 

電子書籍


 

「人の上に立つ」ために本当に大切なこと【1】

The 21 Indispensable Qualities of a Leader

                                                               by John C. Maxwell

 

1. 人格 
リーダーシップとは、人々に自信を与える人格の事である

才能は選べないが、人格は自由に選べる
人は逆境に直面するとき、人格か妥協か、2つの道から1つを選ばなければならない

1. 人格は口先だけのものではない
 リーダーの意図と行動がちぐはぐだったら、その原因はリーダーの人格にある

2. 才能は天賦のものだが、人格は選択できる
 どのように生き、どのようなサンタくをするかが人格を作り上げる

3. 人格は部下との関係に永続的な成功をもたらす
 “先導しているつもりでも、誰もついてこなければ散歩しているにすぎない”

4. リーダーは自分の人格以上のことはできない
 たとえ大成功を収めても、それによるストレスに耐えられる人格的基礎を
 持たない人間はやがて悲惨な結末を迎える 


人格が弱ければ、成功した瞬間に失敗する

人格の歪みを見極めない限り、その歪みは時間の経過とともに大きくなる

1. 自分の人格の歪みを探し出す
 人生の主な領域(仕事・家庭など)を見つめ、
 今までに手抜きをしたり妥協したり、
 相手をがっかりさせたりしたことはないか思い起こす
 過去2ヶ月で記憶にある出来事を全て書き出してみる

2. パターンを見つけ出す
 弱点を抱えた分野があるか、繰り返し起こしやすい問題があるか

3. 困難なことをやり通す
 自分がとった行動について謝罪する必要のある人たちのリストを作成し
 誠意のこもった謝罪をする

4. 再建する
 弱点を見極めたなら、同じ間違いを繰り返さないための計画を作成する

 

2. カリスマ性 
人と接する時、相手に好かれるようにふるまうのではなく
相手が自分自身を好きになるようにふるまえばいい。

成功する人は「善なる部分」だけをみている
カリスマ性=人をあなたに引きつける能力

1. 人生を愛する
 「こんな人と一緒に過ごしたい」と思われるような人物になる必要がある

2. 全ての人に10点満点をつける
 人のためにできる最善のことは、その人にベストを期待すること
 “他人に対してできる最も偉大な善行は、
 他人が持っている富を本人に発見させること”
 人を高く評価し、励まし、潜在能力を発揮させるのを手伝う

3. 相手に希望を与える
 リーダーとは「希望を売る商人」

4. 自分を分かち合う
 知恵、資産、特別な機会
 自分のことよりも他人のことを先に考える


「自分の方ができる」と思っている人に一流はいない
プライド、不安、不機嫌、完全主義、冷笑癖


常に相手を「10点満点」の人間だと思う
今日からできること

1. 焦点を変える
 自分のことより相手に焦点を当てるように、会話のバランスを考える

2. 第一印象を良くする
 名前を覚える、興味関心に焦点を合わせる、肯定的に接する

3. 自分を分かち合う
 持っている有益なものを人と分かち合うことを長期的な目標にする
 生活と仕事で成長するのを助け、人生の旅を分かち合う



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2013年 2月28日 第1刷発行